2009年6月23日火曜日

おじぎ草

こちらではおじぎ草が雑草としてそこらへんにたくさん生えています。

触ると葉がしぼむ姿がおじぎに似ていることから日本語ではおじぎ草と呼ぶのだと思いますが、現地語(イロンゴ語)では、Huya huyaと呼びます。

Huyaとは恥ずかしがりという意味です。さわると小さくなってしまうから、恥ずかしがり草と呼ばれるのだそうです。

イロンゴ語ではこのように同じ言葉を二回繰り返すことがよくあります。Huya huyaのように固有名詞では、他にもKalo kalo(炒飯)やHalo halo(かき氷)などたくさんありますし、形容詞を二回繰り返すことで強調の意味になります。たとえば、小さいはgamaiですが、とても小さいはgamai gamaiとなります。

フィリピンの公用語はタガログ語ですが、方言(外国語と言った方がよいくらい差異が大きい)がたくさんあって、イロンゴもその一つですが、何を学べばよいのか悩みどころです。現地の人とのコミュニケーションにはイロンゴがよいのですが、タガログを知らないと他の地域で話が通じないし、イロンゴみたいなマイナーな言語を覚えても将来役に立たないだろうという気もします。

でも幸いなことにフィリピンでは英語が通じるので、外国人には生活しやすい国です。

1 件のコメント:

  1. 幼稚園にオジギソウがありました。お辞儀をみるのが大好きだったなぁ。

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